お知らせ

ステークホルダーの皆様への手紙

このたび新たに代表取締役社長を拝命致しました、岩城農です。
まずは、このたびの業績予想修正及び配当予想修正においてステークホルダーの皆様に多大なご迷惑とご心配をお掛けしおりますことをお詫び申しあげます。

業績修正に至った事象への対策についてご説明をさせていただきます。
本来はきちんとした場を設けてご説明すべきところ、文面でのご説明となりますことをご容赦ください。2023年2月に予定しております通期決算説明会にて、来期計画を含めて資料化の上、改めてご説明申しあげる予定です。

まずは今期新規獲得した2タイトルにおいて、当初予定していた計画から大きな乖離が発生したゲームサービス事業についてです。
弊社の見込みが甘かった、という点を理由として重く受け止めております。
こちらにつきましては、当然ですが既に運営面でのテコ入れを進めている状態です。

一方で、今後の再発防止を徹底するためにも
 ・獲得案件の一層の厳選(投資金額への上限設定など)
 ・契約形態の多様化(受託形態、レベニューシェア形態など)
の2点に加え、改めてデューデリジェンス手法の見直し、移管時の体制強化、予実乖離の早期検知など各種手段を講じることで、来期以降はリスクを極小化できるように進めてまいります。

また、より大きく課題を捉え、マイネットとして、買取型ビジネスモデルへの依存度を中期的に抑制していく事も目指します。
近年参入し、着実に案件受注が進む運営受託など、着実性の高い弊社事業の周辺領域において、積極的に市場機会獲得に努めます。

次に、新規事業投資においては足元のゲームサービス事業の予実乖離を予測できなかったこともそうですが、何より、ファンタジースポーツ事業、クラブDX事業、AI/データ事業やWeb3事業など弊社の企業体力に見合わない規模の投資を行っていたことについて反省しております。

本領域に関しましては迅速に選択と集中を進め、来期の業績早期安定/黒字化に影響を及ぼさないための意思決定を進めてまいります。

新規事業領域の中で、高い将来性があると期待するファンタジースポーツ事業については、2022年下期に一定の投資を行ったことによって、着実なサービス成長を持続できる状態にあると考えております。
来期以降は適切な投資額管理のもと、中期的な弊社の成長を担う事業としてリスクコントロールを行い進めてまいります。

最後に全社費用の圧縮です。
事業ポートフォリオに合わせた最適なサイズの実現を目指し、間接部門におけるコスト削減施策の実施を始め、徹底したコスト管理を進めてまいります。

厳しい業績の中での体制移行となりますが、業績の早期安定を最優先に実現すべく各事業の方針を再整理し、迅速に対応を進めてまいります。
引き続き新体制でのマイネットをよろしくお願い致します。


2022年12月16日
株式会社マイネット
取締役 専務執行役員
岩城 農

■代表取締役の異動(追加選定)及び経営体制に関するお知らせ
https://pdf.irpocket.com/C3928/uFlf/EEnn/xFai.pdf

■減損損失の計上、業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ
https://pdf.irpocket.com/C3928/uFlf/EEnn/Hu7i.pdf